Pipa子です。前回に引き続き、プチParental鬱について。
ムスコくんが1歳になるくらいの時期から、プチParenta鬱が突然やってきました。
とにかくムスコくんの泣き声や叫び声が辛い、寝かしつけがうまくいかないだけで気持ちがどんどん追い詰められて涙が出てくる、夜泣きが始まると思考がフリーズして涙が出て動けない…
要因は恐らく4つ;
- 自己肯定感の急低下
- 休日のない24/7稼働
- すべての活動にかかる金銭的・精神的コストの増加
- 仕事復帰のプレッシャー
プチ鬱真っ只中にいるときは、冷静に「何が辛いのか」「何を変えたら解決するのか」などを考える余裕はないことが大半だと思います。そんな方々にとって、「あ、もしかしたら私はこれが辛いと思っているのかなー」と考えるきっかけになれば嬉しいです。
今回は4. 仕事復帰のプレッシャー について。
1. 自己肯定感の急低下については、第一回の記事を、
2. 休日のない24/7稼働・3. すべての活動にかかる金銭的・精神的コストの増加については、
第二回の記事をチェックしてください!
仕事復帰のプレッシャー
育休を1年以上とった私は、その間にシンガポールへ移住、シンガポールで仕事を探し、転職と共に仕事復帰をする予定でした。
軽く考えていましたが、1年休んだ後に現地で面接を受け、新たな環境で仕事を開始をするプレッシャーは相当なものでした。
移住や転職がなくとも、数ヶ月~1年職場を離れた後に改めて復帰するのは少なからず緊張感が伴うものと思います。
更に、多くの場合、子育てに時間を取られる中で、妊娠以前のワークスタイルに戻ることは不可能なのではないかという不安も付きまとうのではないでしょうか。
例えば私の場合、育休中は朝起床してムスコくんの食事を温めてから冷まし、食べさせて、おむつを替えるまでで大凡1.5時間ほど、夜も食事を温め、食べさせ、服を脱がせてお風呂に入れ、寝かしつけるまでに約2.5時間を費やしていました。
つまり、仕事復帰後は7時に起床し朝食を食べさせて保育園に連れていき、9時から始業し18時きっかりに終業、保育園に迎えにいき夜のルーティンを終えるだけで既に21時になってしまうということです。
その後親自身の食事やシャワーの時間を最低限に抑えたとしても、残業できるのは2時間ほどです。(「残業できる」という言い回しが社畜根性を表している…)
妊娠以前は朝8-9時からランチ挟んで21時頃まで働き、その後も食事やシャワーや諸々を済ませてなんだかんだ深夜1-2時まで仕事をしていた私にしてみると、「これしか時間がない」というのは恐ろしいことでした。(別トピックになりますが、時間が限られていた方が生産性が上がるという議論もあると思います。かなり真実だと思いますが、今回は主に精神的な焦りについてですのでこの議論は一旦置いておきます!)
以前の記事で詳述した、
1.自己肯定感の急低下
2.休日のない24/7稼働
3.全ての活動にかかる金銭的・精神的コストの増加
によって負の状況に陥ったのち、プチ鬱にまで転げ落ちてしまった大きなきっかけは私の場合この仕事復帰のプレッシャーでした。
夜泣きをしているムスコくんを抱きながら、「今は仕事していないからいいけど、仕事が始まったらどうすればいいの? 夜泣きに延々と付き合った後やっとの思いで自分のことをして寝て、夜処理していなかった分溜まった仕事を朝見て憂鬱になって…なんて負のスパイラル過ぎる…」と涙が止まりませんでした。
最後に
さて、3つの記事に渡って振り返ってきた私のプチParental鬱経験、共感頂ける点はありましたか?
その後はというと、ムスコくんを保育園に預け、仕事を再開し始めて、少しずつ症状は改善していきました。
仕事再開の数週間前から保育園に預けて、何はともあれ平日昼間の自分時間を確保できたのが一番効果があったように思います。
改善の過程やTipsはまた別の機会にゆっくりと…!
世界中の子育てパパママの生活が少しでも楽しくなりますように!